知っているようで知らないトナーとは

印刷機は紙などにインクやトナーなどを転写したり吹き付けたりすることで、文字や模様を表現するものです。インクの場合には液体のもので、インクジェットプリンターではそれらを吹き付け、インクリボンタイプでは、インクを染み込ませた帯状の布を押し付けることで紙にインクを乗せる事になりますが、レーザープリンターなどの場合には非常に細かい粒子であるトナーが使われます。トナーを用いた場合には静電気を利用してドラムに粒子を印刷したい形に帯びさせてそれを紙に押し付けることで模様や文字を印刷するという仕組みになります。1つのトナーの価格は高価ですが、1枚あたりのランニングコストはインクジェット方式よりも安価で、また高速に印刷することができるメリットがあります。

トナーを使った印刷の仕組みについて

トナーを使った印刷機としては、レーザープリンターや複写機が知られますがもっとも使われているのは複合機が中心になりますが、仕組みとしてはどの機種でも同じものとなります。印刷の仕組みとしては、感光体と呼ばれるものが利用されます。感光体は光を当てることによって静電気が発生し、それによって帯電性を持つトナーの粒子が吸着されます。この光を当てることによって印刷したい形にトナーを付けて、それを紙に転写することで印刷することになります。感光体は筒状のものやシート状のものなどがあります。カラー印刷する場合には、色の付いたトナーを最低3色用意して、それらを組み合わせることでフルカラー印刷をすることが可能です。以前は色ごとに印刷する重ね刷りが一般的でしたが、現在は1つの感光体に複数の色を乗せることが可能になっています。

トナーを交換するさいの選択肢とは

トナーを交換する場合の選択肢としては純正のものを使用するか社外品を利用するかの2つの選択肢があります。純正品であれば交換しても問題なく印刷することができますが、他のプリンターと同様に非常に価格が高いものになります。このため費用を抑えたい場合には社外品のトナーを利用する方法があります。社外品といっても、実際には純正のカートリッジを再生して使用しているものでトナーの詰め替えをしたものになります。このため品質的にはほぼ変わりないとされますが、一方で初期不良が3%程度の割合で発生します。この不良に関してはメーカーが保証しているので発生した場合には別のものに交換してくれますしプリンタ本体が故障した場合にも一定期間であれば修理費用を補償してくれるものもあります。